2021.06.17
導入・改善のポイント

使い勝手が非常に良い、オープンテーブルのCo2レーザ加工機!

 ◆今の主流はファイバーレーザ

現在はファイバーレーザ加工機が全盛です。海外では最近の導入機の9割以上ファイバーレーザ加工機の国もあるほどです。

ファイバーレーザ加工機の特徴は加工速度が速い、発振器のメンテナンスフリーや消費電力が少ないなどです。しかし、イニシャルコストがCo2レーザ加工機より高いため大量に切断加工しなければならないユーザー様向けの機械ではないでしょうか。

現にファイバーレーザ加工機導入ユーザー様はストッカーシステムなど連続加工できる自動化設備を付帯される場合が大変多いです。

 

◆ファイバーレーザとCo2レーザ

さて、ファイバーレーザ加工機と比較した場合に、特にオープンテーブルのCo2レーザ加工機は使い勝手がいい機械と言えます。

オープンテーブルのCo2レーザ加工機とは、テーブルが1軸駆動する30年以上前から普及しているタイプの機械です。

Co2レーザ加工機は

①ファイバーレーザ加工機ほど早く大量に切断する必要がない

②少ロットが多く、簡単に段取りして加工したい

③レーザ加工機導入のイニシャルコストを下げたい

などのユーザー様に適しています。

 

また、ステンレスの窒素加工での加工面質はまだまだCo2レーザ加工機が優れていることやアクリル切断ができることなど、メリットはたくさんあります。

特にお勧めのポイントは、何といっても加工テーブルがオープンになっており、加工物に対して加工ヘッドを気軽に位置決めできることや加工状態を直に目や耳で確認できることです。

そのため、角パイプへの長穴加工や、端材からの切り出し加工にはもってこいです。

 

 

◆最後に

Co2レーザー加工機は、必要な時に少量な加工をさっと始められる気軽さが魅力です。

レーザ加工機お役立ちナビではお客様のお仕事状況に応じてファイバーレーザ加工機はもちろん、オープンテーブルのCo2レーザ加工機もご導入アドバイスさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。