2021.02.10
導入・改善のポイント

中古のレーザー加工機購入を検討されている方必見!購入・導入におけるポイント

中古のレーザー加工機は新品と比べ安価に購入することができるため、高い人気があります。しかし、気を付けないと「購入し、据付工事完了後に不具合が多発し、結局スクラップになってしまう」ということが起きる場合があります。

今回は、そのような問題が起きないように、中古のレーザー加工機を購入・導入する際のポイントをお伝えします。

中古のレーザー加工機における市場動向

現在中古板金加工レーザ加工機として流通しているのは、ほぼ炭酸ガスレーザ加工機です。

ファイバーレーザ加工機は販売の歴史が浅いため、中古はほとんど出回っていません。

また、年式は10年未満のものは少ないです。導入時の購入金額が高いことが理由に長期間保有されるユーザー様が多いためだと推測されます。

中古のレーザー加工機を購入・導入する際のポイント

中古の炭酸ガスレーザ加工機の購入で一番大事なことは、「据付調整後に確実に立上げができ、加工できるようになるか」です。
導入前に他社で稼働していたレーザ加工機を購入し、自社の工場で移設導入したがうまく切断できない例も見受けられます。
購入し、据付工事完了後に不具合が多発し、結局スクラップになってしまう、こんな事態は避けたいものです。

 

中古レーザ加工機の導入の最初のポイントは、下記の5つです。
① メーカー
② 発振器の出力(加工能力)
③ 年式
④ 加工機サイズ(“5×10”、4“×8”など)
⑤ 冷却方式(空冷・水冷)


その中でも①のどこのメーカーのものかが一番重要になります。
それは、不具合時には各部品の交換工事を実施しなければならないからです。
しかし、「10年以上経過しているので、保有部品がなく供給できない」と言うメーカーもあります。
レーザーメーカーの多くはNC制御装置(サーボやアンプなど含む)と冷却装置とレーザ発振器をそれぞれ他社から購入しており、各提供メーカーとの調整がでてくるため、修理対応が遅く、場合よっては提供メーカーの意向で部品送付不可の場合もあるのです。

中古のレーザー加工機購入・導入をご検討されている方はレーザー加工機お役立ちナビにご相談ください!

今回は中古のレーザー加工機についてご説明いたしました。中古のレーザー加工機は新品と比べ、安価なため導入がしやすいですが、気を付けなければならない点が数多くあります。

レーザー加工機お役立ちナビでは、中古のレーザ加工機をご検討されている方に向けて、今までの経験から適切なアドバイスをお伝えしますので、是非ご相談ください。

 

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