2024.08.01
技術最前線

三菱ファイバレーザ加工機 GX-F【NEW MODELS登場】

三菱ファイバレーザー加工機の最新機種「GX-Fシリーズ」は、世界で初めてAIを搭載したレーザー加工機です。

今回は2024年に新しくラインナップされた16kw20kwGX-Fについてご説明いたします。

 

GX-Fシリーズの説明は以前させていただきましたので、下記の記事をご参考ください。

三菱ファイバレーザー加工機 GX-Fシリーズ

GX-F 16kw、20kw

【仕様】

形名

ML3015GX-F160

ML3015GX-F200

移動方式

光走査方式

対象ワーク寸法

3,050×1,525mm

ストローク

X3,100 Y1,565 Z120mm

早送り速度

XY軸(合成):最大170m/min

位置決め精度

XY軸:0.05/500mm) Z軸:0.1/100mm

繰返し精度

XY軸:±0.01mm

発振器定格出力

16kw

20kw

電源入力(加工機+発振器+冷却装置)

確認中

確認中

 

特徴

・従来機(GX-F120)と新製品(GX-F200)の加工速度を比較

 9㎜は1.6倍 12㎜は1.8倍 16㎜は2倍の加工速度となります。

 ※軟鋼窒素切断の場合

・生産性&ランニングコストを比較

 加工速度は1.8倍 加工時間は35%短縮 加工コストは32%低減となります。

 ※板厚や形状により異なります

注意点

・酸素切断の場合、加工速度に大きな違いはございません。

・昼夜連続加工を行い、大量生産に向いているレーザ加工機となります。

 

GX-Fシリーズのカタログ

今回、ご紹介いたしました「三菱ファイバー二次元レーザー加工機 GX-Fシリーズ」のカタログをこちらから無料で入手いただけます。

 

まとめ

窒素切断の加工速度が向上した影響で、加工コストも低減されるレーザ加工機になります。

大量生産を行いたいユーザー様に気に入っていただける、高出力GX-Fになっています。

その他GX-Fシリーズについて詳しい話を聞きたいということがございましたら、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら