用語集

CAD/CAM[きゃど/きゃむ]

CADは、「Computer Aided Design」の略で、日本語では「コンピューター設計支援」と訳されます。CADとは、製品の設計図を描くための製図ツールのことを指します。従来では、製品の設計図を描く際はドラフターを用いて手書きで図面を描いていましたが、CADの出現により、設計図をコンピューター上で描くことができるようになり、作図時間の短縮ができたり手直しが簡単にできるようになったりと、図面を描く作業はよりスピーディに、より簡単にできるようになりました。CAMは、「Computer Aided Manufacturing」の略で、日本語では「コンピュータ支援製造」と訳されます。CADで制作した図面をもとに、工作機械のプログラムを作成するシステムのことをCAMと言います。簡単に言うと、工作機械を使って製品を作る際に、図面の情報を工作機械用の言語に変換して、工作機械の動き方を指令するためのツールがCAMです。