2022.11.03
レーザー加工機レビュー

三菱ファイバ三次元レーザ加工機 FVシリーズ

三菱ファイバ三次元レーザ加工機の最新機種「FVシリーズ」は、ファイバ三次元加工の常識を覆す、圧倒的生産性を追求したファイバーレーザ加工機です。今回はそのFVの主なラインナップや特徴をご説明いたします。

<FVシリーズの主なラインナップ>

形名

ML4020FV1-F20

ML4020FV1-F40

加工ヘッド構造

一点指向型

移動方式

ガントリー光走査方式

制御軸数

X、Y、Z、W、U 同時5軸

対象ワーク寸法

4,040×2,020×850mm

ストローク

X:4,040 Y:2,020 Z:850(mm

W:±360° U:±180°

早送り速度

X、Y、Z:最大100(m/min)

W、U:最大540(m/min)

繰返し精度

X、Y、Z軸:±0.01mm

発振器定格出力

2kw

4kw

外形寸法

W7,580×D4,280×H3,960(mm)

 

<FVシリーズの主な特徴>

・キーパーツの自社開発、自社製造

 加工機本体、発振器、NC制御装置等、キーパーツを自社で開発、製造しております。

 

・両持ちガントリー構造

 高剛性な両持ちガントリー構造と高速加工に適した一点指向型加工ヘッドの採用で高速、高精度な三次元加工を実現。

 両持ちガントリー式は、片持ち式と比べ、加工ヘッド位置による機械特性(振動特性)の変化が少なく高速化に有利です。

 

・最新制御装置「D-CUBES」搭載

 新制御技術により加工時間の短縮を実現しております。

 経路編集S/Wを搭載しており、ティーチング時間の削減、生産準備時間の短縮が出来ます。

 三菱電機製レーザー加工機のリモートワークサービスの「Remote4U」に対応しており、安心稼働、生産改善が見込めます。

>>「Remote4U」について詳しく知りたい方はこちら

 

<FVシリーズの新技術> 

・ファイバ専用加工ヘッドを採用

 薄板立体成形品の高速切断性能を追求して開発されたファイバレーザ専用加工ヘッドです。

 一点指向型加工ヘッドはオフセット型と比べ、回転軸のみの制御となり素早い姿勢変更が可能となっております。

 ストローク範囲が成形品加工範囲となり、面積生産性が高い。

 

・穴マクロ高速化

 穴加工用マクロプログラムによるノズル移動点を従来の7ポイントから3ポイントに削減することで高速穴加工を実現。

 ※高速穴マクロのプログラムはCamMagicTL-Ⅱ(CAD/CAM)が必要となります。

 

・円弧退避

 加工終了点から加工開始点まで円弧でノズルが移動することにより移動時間を短縮する円弧退避動作を三次元加工でも実現。

 滑らかな退避移動と先行移動で待機時間を削減しております。

 

・制御装置搭載経路編集CAM

 オフラインティーチング用ソフトウエア「CamMagicTL-Ⅱ」同等の経路編集機能を制御装置内に内蔵。

 現場でティーチングプログラムの修正が可能になりました。

 

<FVシリーズのカタログを無料で進呈いたします!>

今回、ご紹介いたしました、「三菱ファイバ三次元レーザ加工機 FVシリーズ」のカタログを進呈いたします!

三菱ファイバ三次元レーザ加工機 FVシリーズ|レーザー加工機 お役立ちナビ

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今回は三菱ファイバ三次元レーザー加工機の最新機種「FVシリーズ」をご紹介いたしました。

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