三菱電機製ファイバレーザー加工機 搭載 「自社製発振器」の特徴
三菱ファイバレーザー加工機は三菱独自の「自社製発振器」を搭載しております。
今回は「三菱電機製自社製発振器」について特徴をご説明いたします。
<自社製発振器>
・従来
他社製の発振器では、詳細共有できないところもあり、以前ご紹介した「Zoom Head」と組み合わせることで差別化をしていました。
・現在(自社製発振器)
自社製発振器の投入により、信頼性、加工性能等の品質向上につながりました。いくつかご紹介したいと思います。
1.信頼性向上(保証期間、モジュール長寿命化)
使用環境を考慮した設計や厳しい連続稼働評価により信頼性を確保。5年保証を実現。加えて、三菱独自の技術によりモジュールの長寿命化を可能に。
2.耐反射光性能
アルミ、銅などの高反射材加工に対して三菱独自の反射光除去技術を開発。反射光除去装置を適切な個所に装備することで反射光が発振器内へ戻ることを防ぐ。高反射材でも特に加工が難しい純銅の窒素加工も可能。発振器の長寿命化にも効果あり。
3.稼働監視・予防保全
メンテナンス時に診断データを取得、解析結果を予防保全に活用。遠隔地からの状態診断も可能(リモート診断プランへの加入必要)。サービス部門にて全部品の現地交換対応が可能。
4.ビーム品質向上
軟鋼厚板のピアス時間を大幅に短縮。8kwファイバでは板厚25mmでピアス時間0.8秒を実現。
5.サービス対応時間
ALL三菱により予防保全とサービス対応時間短縮を実現。
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今回ご紹介いたしました三菱電機製ファイバーレーザー加工機。
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三菱電機独自の自社製発振器を搭載することで、加工性能はもちろん、信頼性、アフタサービスもより良くなりました。発振器が故障した際も修理費用が高額で修理に要する時間も掛かっていましたが、故障リスクを下げ、復旧時間の短縮も可能になりました。これからもより進化していきますので、追加機能等が出てきたらご紹介していきたいと思います。
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